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RZ/A2Mは、モバイル機器で広く使われているMIPIカメラインタフェースに対応し、HMI(Human Machine Interface)の中でもカメラを使ったアプリケーションに適しています。また、画像処理向けの大きな特長として、入力画像を高速処理する動的再構成プロセッサ、DRP(Dynamically Reconfigurable Processor)を搭載しています。
DRPは、RZファミリの一部製品に内蔵された特殊なハードウェアであり、従来の組み込みプロセッサに比べ、10倍以上高速に画像処理できるアクセラレータとして、家電から産業機器まで幅広いシステムの画像認識アプリケーションに適用できます。
本セミナーでは、画像認識および組み込みAI手法として、食材認識を行う組み込みAIを例に、カメラ入力から出力までの4コースに分け、RZ/A2M搭載の評価ボードGR-MANGO を用いた画像認識の手法を学習します。
(1) 画像入力(MIPIカメラ)編
(2) DRP(動的再構成可能プロセッサ)編
(3) 組込みAI TFLM 量子化対応編
(4) 画像出力編
4コースを通して受講されることで、より一層理解が深まります。まず1回目の「(1)画像入力(MIPIカメラ)編」では、食材認識を行う組み込みAIを例に、画像入力(MIPIカメラ)の使い方をGR-MANGO(RZ/A2M搭載)を活用しながら解説します。
講師紹介:
荒田 学
ルネサス エレクトロニクス
RZ/A2M などのルネサス製品を用いたお客様の開発支援のための教育用コンテンツ整備などに従事。